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A9
総合学習のテーマが見つかってよかったですね。おんちゃんが知っちょる範囲で質問に答えます。
そもそも、敵って何じゃろ?悪いことをするけん、害になるけん「敵」とみなされるがよ。
文旦の木そのものを弱らせたり、文旦の実に傷をつけたり、外観を悪くしたりされると、おんちゃんは困るがよ。何でかいうたら、見かけが悪いと、なんぼおいしかっても値段が下がるがです。
家族で食べるがは少々見かけが悪うても平気やけんど、お世話になった人なんかにプレゼントする時は、ちょっときれいなものを贈りたいと思うがです。
お客さんから、おんちゃんが求められよるがは、
「“おいしそう”に見えて、食べるとやっぱり“おいしい”文旦」です。
しかも、安全で安心して食べられる文旦です。だからおんちゃんはそういう文旦を目指して作っているがです。
話しは少しそれましたが、そのじゃまをするのが文旦の敵ながです。
@チャノキイロアザミウマ(通称:スリップス)体長:1mm
・開花の時に花にもぐり込んで、実の房のまわりにそって、円形の傷をつけます。
Aコアオハナムグリ(中型のコガネムシ)体長:10〜15mm
・開花の時に花にもぐり込んで、実にガリガリと大きなひっかき傷をつけます。
Bヒメヒラタケシキスイ 体長:3mm
・開花の時に花にもぐり込んで、実に小さなひっかき傷をつけます。
Cカメムシ
・開花〜着果の時に、実と枝をつないでる軸に毒針を刺し、落果させます。せっかく花粉付けをしたのが落とされたらたいへんです。
Dカイガラムシ類
・木や葉っぱに寄生すると、樹勢が弱り、ひどい場合には木が枯れてしまいます。実につくと見た目が悪く、すす病(実や葉が真っ黒いススみたいなものがつきます)が発生します。
Eミカンハモグリガ(通称:絵かきむし)
・やわらかい若葉に産卵し、幼虫が若葉の中にもぐり込み、葉を食べながら進むため、まるで葉っぱの上にヘビがくねくねしているような芸術的(^_^;)な絵が残るため、絵かきむしと呼ばれたりします。木が成木になって実が成る頃にはほとんど害にはなりませんが、幼木の時には絵かきむしによって傷ついた葉っぱからカイヨウ病になり、木の成長がストップします。
Fミカンハダニ 体長:0.3mm
・高温乾燥が大好きで、梅雨明けから秋にかけて爆発的に発生します。葉っぱの汁を吸うので、葉緑素が抜け、白っぽい葉色になり、光合成がうまくできなくなります。
Gミカンサビダニ
・おんちゃんもまだ本人(?)を目撃したことはないんですが、実の表面が鉄のサビみたいなこげ茶色に染まります。あまり被害にあったことがないので、特に対処はしていません。以上が文旦の代表的な敵です。対処法は、それぞれの時期に合わせて薬を散布します。
今日はこのくらいにしてや!おんちゃんも勉強しすぎて目が回りそうぜよ。 |
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