夏の夜は
ネズミ花火に
戯れて
愛しの人の
腕の中へと

その胸で
そろりそろりと
顔上げりゃ
目と目が合うよ
何かが起こる

期待して
閉じるその目よ
唇よ
宇宙の時も
二人に止まる

ドキドキと
ただドキドキと
騒ぐ胸
永遠かとも
想える時間

肩抱かれ
やがて近付く
その気配
これから先は
二人の秘密
恋花火の歌
恋音痴の狼ですから、さぞや読み苦しかった事と思います。
ここに深くお詫びします。
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終わり