戯れお題
し
死
生きとし生けるもの
全てが迎える死
真面目に生きる者も死に
悪事に溺れる者も死に
我のように
戯れる者も死に
残るは・・・無
故に尚の事
命ある限り
無駄なく戯れて候
死
死の果てに
何が有るって?
・・・ ・・・
な〜んも有りゃせんじゃろ
小生 捻くれ者でしてな
宗教家たちの
笛や太鼓で踊るのは
お断りして居りますわい
櫛風沐雨(しっぷ う もくう)
捻くれ者の小生なら
櫛雨沐風(しう もくふう)
と、いう所ですかな
あっ
漱石さんのお株を奪ってしまいましたぞ
ま、
戯れですからして
許して頂けるでしょうな
※
「漱石」は
初め正岡子規が使用していたペンネームだとか。
したがって
文中の漱石さんは「正岡」「夏目」の両氏にかけています。
修羅
まさに現世は
修羅の世界ですなぁ
件の阿修羅も
裸足で逃げ出したそうですぞ
ン?
小生ですか?
小生には縁が御座いませんからして
涼しい顔で戯れて暮らしますかな
蠢動(しゅんどう)
国乱れて
我 嘆かん
これを
蠢動といへり
一寸に満たぬ虫ゆえ
魂 無きに等しく
戯るが関の山かな
し
仕える事なき身ならば
伺い立てる上役も居ず
之 気楽にて候
只
斯のご時世に
詩歌など嗜めば
諮る者の影
四方に浮かび
志せる場所に
至りも出来ず
思案の果てに
始祖の戒め忘れ去り
矢の雨にこの身晒し
試みし兵法の数々に
枝折れ 幹裂け
死屍は地を覆わんや
私意に溺れし罪科に
死罪 天より賜らん
糸遊と消え行くなれば
詩境ここに極まりて
紫雲 空に溢れんや
※
行頭の漢字が「し」と読める文字だけで
綴ってみましたが、無理があるようです。笑
昇竜
天に昇らんも
池中にその時を待つや
我
地獄に落ちんも
浮生にその時を待つや
戯れ三昧の 中に溺れて
此岸(しがん)
方向音痴の小生は
人の万倍も迷って居りますな
そもそも仏が
この世は「迷いの世界」だ、などと
仰るものですから
素直な小生は
春夏秋冬
朝から晩まで
迷いっぱなしですぞ
小生
う〜ん
少し変わり者かも知れませんな
我が道を行く、と申しますか
好き勝手を書いている、と申しますか
人さまから
如何様な批判を受けようとも
そんな事ぁ知ったこっちゃありませんな
好きで歩いている道ですからして
たとえ
総理大臣だろうが 神様だろうが
文句を言わせません・・・と、言うよりも
文句を言われそうに成ったら・・・
取りあえず逃げますかな
しゃ
奢 奢る心あらば
遮 他人の道を遮り
射 あまつさえ矢を射
娑 娑婆を私物化せん
斜 心根はすと成りし暁には
捨 世間より捨てられ候
社 神の地を訪れ
謝 許しを乞わんも
赦 赦(ゆる)される事無く
瀉 自らの血を大地に瀉(そそ)がんや