戯れお題




唐土(もろこし)

良い響きですなぁ
そこはかとなく
夢が膨らみますなぁ

唐土
少し吃(ども)ってみますと
唐 唐土となりましてな
そこはかとなく
腹が膨らみますかなぁ



吃る→言葉がつかえた時などに
    同じ音を繰り返す様子  
文字表現ですから出来る戯れです。
音声表現でしたら使えないですね。

トウモロコシにかけています。







黙考に
明日を憂えれば

黙過できぬ
世の乱れ

黙座に同胞と
思案重ねんや

黙々と
重ねんや

黙示に
至るなれば

黙契の君と
顔見合わせ

黙礼一つに
岐路を去りて候


寡黙ですなぁ。
一言も言葉が有りませんぞ。笑





盲(もう)

盲愛する君ゆえに
盲従したきその言や

盲信の我は
盲亀の浮木求め
盲進の日々よ

盲管に至らば
盲点に気付きて
盲動を 我は悔やみて候




もう

孟に始まれど
妄に心砕き
耗に夢は嘆かん

望を持てども
蒙は啓(ひら)かず
盲となりし身や

猛に荒ぶれば
網に囚われ
亡と去り逝かん




縺れ(もつれ)

糸が連なりますと…
そりゃあ、まぁ
縺れますわなぁ

運命の糸なども
遠い所まで伸ばしますと
縺れて…
大変な事になりますぞ




猛獣

それはそれは
恐ろしい生き物だそうですぞ

この星程度のものは
指の先一つで消滅させるそうですぞ

宇宙一
凶暴な生き物らしいですぞ

先日 UFOの乗員が
酒場で そのように申して居りましたで、な

なんとまぁ
恐ろしい生き物が居るもんですなぁ

いえね
この星の
人間さまの事らしいのですけど…ね






黙祷に心鎮ませ

黙想に夢羽ばたかせ

黙読に心養い

黙殺で世を離れなば

黙礼一つに去り逝かん




燃え

燃え盛る如
君を恋せば

燃え付かんや
その心にも

燃え種に
不自由無くば

燃え立つを
躊躇わず

燃え止しを
望む者無くば

燃え殻と成りても
君を恋わんや


炎のように君を恋するから
君の心にも燃え移るだろう
君の全てが好きだから
これ程に燃えても後悔はしないし
二人の恋を邪魔する者も居ないから
燃え尽きた後までも君を恋するよ

と、成るのでしょうか。笑

燃え種(もえくさ)→燃える為の材料
燃え止し(もえさし)→燃えきらずに残ったもの





耄碌(もうろく)

他人事ではありませんな
明日は我が身・・・
いえ!
今夕には我が身ですぞ

しかし
それも善しでしょうか、なぁ




模倣

近ごろは
やたらと増えましたなぁ

羊やら
牛やら

CDやら
玩具やら


人間までも…


はっきり言って、ネタ切れです。m(_ _)m