戯れお題
ら
羅針盤
君の
心模様を知れる
羅針盤が有れば
私の恋も
楽なんだろうけどねぇ
落書き
老いぼれが
真面目に取り組む
落書きのあり
ランプ
哀しみに沈む
君の心の片隅に
私のランプを
そっと灯したい
※
キザですねぇ。
雷
恐ろしゅう御座いますな
しかし、まぁ
桑原(くわばら)に逃げ込みますと
大丈夫でしょうかなぁ
らん
乱なる世で
蘭の花と咲きたきも
嵐の吹きすさぶなれば
襤褸纏う身が
濫費に溺れ
懶惰に遊び耽る
爛と砕けし心は
ランタンの明かりに
欄干と消えんや
※
襤褸(らんる)→破れた着物
懶惰(らんだ)→怠け怠る
濫費(らんぴ)→むだつかい
爛(らん)→ただれる
ランタン(漢字の表記が出来ません)→洋式のちょうちん
闌干(らんかん)→乱れ散る
乱れた世の中でも
清楚に生きたいものだけど
それは難しすぎて
学の無い身は
時間の無駄使いばかりしている
望みが潰えた今
小さな世界で
夢を粉々に砕いて去ろう
で、しょうかねぇ。
落
落月を
見届け眠る
夜更け哉
※
暇人ですねぇ。
駱駝(ラクダ)
ほんに彼らは
楽そうなお顔をして居ますなぁ
砂漠の過酷さを
微塵も感じさせませんぞ
ん?
楽だ、から
命名されたのでは無い?
そりゃ失礼しましたな
※
ネタ切れもここまで来ましたか…笑
乱
君の面影偲べば
我が想いの丈は
岬に寄せる波の如
乱れて候
※
戯れ…?
ま、いいですかね
乱
乱世ゆえに
乱臣集う
乱痴気騒ぎ眺めりゃ
我
乱心す
乱民は
乱倫に溺れ
乱婚の体を為さば
我
乱声の中 去り逝かん
※
お堅いですかねぇ。
落
落花
落ちる花に風情のあり
落球
落ちる地球の何処へ行かん
落款
落ちるもなにも
小生の落書きには不似合いですな
落下
落とし穴は誰の為にある
落書き魔落とす為にある
落涙
かの人恋うれば
落ちる涙哉
(どさくさに紛れて何を言うやら…)
落葉
一枚に焼き芋の香り偲ぶや
落首
戯れて居りますわい
落伍
落ちこぼれの小生の為に
ある言葉ですな
落梅
まだ寒き 地上に散るや 梅の花
冬の未練が 枝に抗い