思い起こせば
十二の春

命の儚さ知り
歌を詠み
以来幾十星霜

未だ詠みきれぬ
もどかしさに
我が身を呪う
今日この頃よ

老いて熟せぬ
柿も在るまいに
我は八重咲き
梔子の花か


20 自叙伝
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終わり