いつもいつも
私の後ろに隠れて居る 奴

決して
私の前に姿を現さない 奴

生まれて来たからには
仕方ないんだけどさ
癪に障るんだよね

ある日
突然に
私の目の前に出て来てさ
「さぁ逝こうか」って言われてもねぇ・・・

だから私はね
せめて「奴」の顔を見ようと
様々な工夫をして居るんだよ

たとえば
急に走ってピタッと止まり
奴が前に来るように仕向けたり
パッと、振り返ったり
鏡の前でスッと体をずらしたり
苦労して居るんだよね

ン?
「奴」を見たらどうするかって?

そんな事 決まってるでしょ
西東回してさ
ドブに蹴り込んでやる



長い詩になりました。
文中の「西東(にしひがし)回す」ってのは
私の田舎の言葉で「往復ビンタ」の事です。
乱暴な詩ですねぇ。笑






12 死のゲーム
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