たまには鉄砲の話題も
(すぺしゃるちゅーんなっぷ編)
こたつMkUが所持しているトラップ銃は、その名も高きSKB CM700DXです。
ご存知ですか?CM700。って、まぁ知らないでしょうねぇ。
SKBとは言いましても、再建前のいわゆる旧SKB製で、
ロールアウトは、そうですねぇ。かれこれ40年程前でしょうか。
伝え聞くところによりますと、その当時は、標的射撃専用銃といった開発コンセプトと申しますか、
概念そのものが希薄で、トラップ用30インチ上下二連銃といえども、
あくまでも実猟銃の延長として製造販売されていたようです。
そのせいか、こたつMkUのCM700も、フィールド銃ではお約束の初矢切り替え機構を実装し、
さらには上下ともFULLチョーク(固定絞り)という、一風変わった造りになっています。
購入価格は約100万ウォン。(日本円で10万)。もちろん中古です。
ちなみに、かの有名なFEGS(ファーイースト)のオークションにでも出品したなら、
評価額は、せいぜいで2000円/sといったトコロでしょうか。せいぜいで。
温厚で人の良いこたつMkUは、銃砲店の言いなりにホイホイと買って
しまいましたが、その後いささかの不具合を感じる事となりました。
不具合点その1。
ベントが深い。かなり深い。
不具合点その2。
グリップと引金の距離が短い。かなり短い。
特に不具合点その2の影響は深刻で、
グリップをしっかり握ると、人差し指の第二関節根元付近が引金に触れます。
トリガータッチを優先し、第一関節を引金に掛けると、右手は銃杷ではなく銃床を持つ羽目になってしまうのです。
まぁ、公式に参戦しているワケでは無いので、こんな状態でも慣れれば何とかなりますが、
やはりどう考えても不便です。少なくとも、ラウンド中、銃を構える度に大変気になります。
実は。ここだけの話ですが、
新銃の購入計画も、水面下で着々と進行してはいたのです。
(無論、この場合の水面は、嫁さんです)
進行してはいたのですが、あるよんどころない事情でボツになりました。
7月某日。購入予算のほぼ全額を、丸々使い切ってしまったのです。
理由は聞かないで下さい。
ただ、こたつMkUの視力に関係がある、とだけ申しておきましょう。
さて。金は尽きたが、悩みは尽きぬ。尽きぬ想いが身を焦がす。
てなワケで、経費を極力抑えつつ、有効な改善策を模索、発案いたしました。
名づけて、CM700変身!MJ−7化計画。
(MJ−7って言うのは、新SKB社の誇る競技専用銃です)
第一段階として、パテによる整形を試みました。
おおっ?
どうだ?どうです?
なかなかのものじゃないですか。
いやー、当のこたつMkUも、正直、ここまでカッコ良くなるとは考えておりませんでした。
費用はホームセンターで買ったエポキシパテ560円×2。
素晴らしいコストパフォーマンスです。
特にグリップ廻りの造詣といったら。芸術的と表現するのが妥当ですね。もう、文句の付けようがありません。
ただ、唯一の欠点は。エポキシパテって、異様に硬いです。
強く頬付けしたら、もろに骨に響きます。試射2発で奥歯が痺れます。
改造後、初のラウンドは16点でした。
・・・なんか微妙な点数ですが、注目度だけはバツグンです。
さぁ。楽しくなければ射撃ではない!
皆さんも、スランプ脱出にパテ盛ってみませんか?パテ。
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