黎明編
いきなり問題が勃発しました。
ひとつ。999日はさすがに待ってられない。
温厚で気が長いこたつMkUですが、3年近くもモタモタしてると、年齢的に老眼の恐れがあります。
タイムリミットは、そうですね、せいぜいあと半年程度でしょうか。
…え?もう既に手遅れだろうって?ははは。うるせーな、こちとら気が短けぇんでいっ!
えー。なもんで、定期預金解約の暴挙に出ました。
禁断の手法、悪魔の囁きです。
…しかし、50万円かぁ。弾が16000発買えるなぁ。
蛇足ですが、老眼について一言。
近視は老眼にならない、とか、老眼は遠くが見えるのだから、老眼になると近視が治る、とか。
もしかしてあなた、信じてませんか?
こたつMkUは、一部信じてました(恥)。
残念ながら全て誤りです。人生そう甘くはありません。
老眼は45歳前後からどなたにも発症します。そして、その正体はピントの固定化です。
つまり水晶体(レンズ)の調整能力が著しく低下するのです。
では、近視のまま老眼になると、どうなるか。
ごく狭い範囲以外、遠くも近くも見えにくくなります。
そう。だからこそ、かの有名な遠近両用眼鏡が存在するのです。
ちなみに、コンタクトレンズには遠近両用はありませんので、みなさん、
例外なく眼鏡っ子になります。
ただし、近視の場合は老眼に気が付きにくく、まれに生涯老眼鏡が不要の方もいらっしゃいます。
40歳以上の方で、裸眼でも部屋の中は一応見える程度の、軽い近視の場合、
LSAIKは必要ありません。と言いますか、矯正手術などやめておいた方が遥かに有益です。
実生活において、これほど便利な眼はありません。
『いいや、オレはゴルフ場で
300ヤード先のピンがばっちり見えないとダメなんだ。
オレはゴルフに生きるんだ!』
といった、熱いアツイ想いをお持ちの方は別ですが。
軽い近視こそが、まさしく現代人に最適の眼球状態(アイ.コンディション)なのです。
さて。問題がもうひとつ。名古屋までは遠過ぎる。
いささか散文的で恐縮なのですが、地方在住者にとっては切実な問題です。
LASIKも、金さえあれば自由気ままに受けられる、という訳ではありません。
何種類かの適応検査が必要です。
通常ですと、術前検査が日を空けて3回、、手術当日、そして術後翌日の診察、
術後1週間の診察、合計で二週間の間に6回程度は通院する必要があります。
高知県の片田舎から、2日に一度仕事を休んで名古屋まで…。
解雇(クビ)だな。これは。間違いなく。
そこで図々しくも、中村先生に再度メールを出してしまいました。
高知県下でレーシックを行っている病院についてお尋ねしたところ、
即座に
田内眼科を推薦していただきました。
田内医師は眼科専門医で、若く熱意に溢れている。(中村医師談)
さらに、手術費用は315000円と、比較的リーズナブルな設定です。
移動時間は、こたつMkUの職場から列車で約2時間。
はい。決まりました。さっそくメールで事前検査の予約です。
ここでひとつ注意点を。
こたつMkUの場合、通院手段は,基本的に列車となります。
JRです。土佐くろしお鉄道です。
ご当地では、
アンパンマン列車が走ってます。
LASIK目的で来院するのであれば、自動車にせよバイクにせよ、飛行機にせよ。
例えそれがランエボ7とCB1300とスーパーシルフィーであったにせよ!
自分で操縦桿やハンドルを握ってはいけません。
理由は、もう御判りですよね。
手術当日は勿論ですが、事前検査においても散瞳剤を使用する場合が必ずあります。、
つまり、行きは良いのですが、帰り道自分で運転できなくなる可能性が高いのです。
いやまあ、絶対出来ない訳ではありませんが、散瞳してると眩しくてまぶしくて、
まともに前なんか見てられません。
薄汚れている筈のセンターラインの白が、中天の太陽のごとくアタマに突き刺さります。
自宅まで帰り着けるか、いちかばちかの危うい賭けになりますので、
ここは無理せず、公共交通機関、タクシー、友人、家族等の車を利用しましょう。
徒歩でも、長い距離を歩くのは、結構な苦痛です。(経験者談)
こたつMkUは、結局一度もタクシー使わなかったですけど、例え短い距離でも
積極的なタクシーの利用をお勧めします。
え?オレは恋人の車で送ってもらう? …好きにしてください。