飛翔編
LASIK 迷う前に まず検査 (政府広報)
なにせ、二つしかない大切な目。
他ならぬ、長年連れ添ってきた自分の目玉ですから。
手術を受けるか受けないかは、それはもう大問題です。
一世一代の大勝負。失敗が許されないギャンブル。
まさにヒトゴトではありません。
あー、胃が痛い。
実は、こたつMkUもかなりの時間悩み抜きました。
眼鏡なりコンタクトなりで、特に支障なく日常生活が営めるのであれば、
何も好きこのんで危ない橋を渡る必要はないのではないか。
手術中、『あっ、しまった』、なんて医者の声が聞こえてきた日にゃ、あなた。
泣いても泣ききれませんぜ、全く。
ただ。
色々そうやって悩む前に、とりあえず一度、事前検査を受けられる事をお勧めします。
と言いますのも、LASIK手術を受けたくても受けられないケースが、ままあるのです。
それも、5、6人に1人という、かなりの高確率で。
夜も寝ずに考え抜いた挙句、よし、ワイもオトコやけん、受けちゃる!
と、死んだ気になって決意したのに、事前検査であっさりはねられたら、
これはこれで情けないっつーか、泣いても泣ききれないような気がしないでもありません。
手術不適応となる原因の最たるものは、
角膜の厚さ不足と角膜形状の不適合です。
角膜の厚さは、日本人の場合一般的に、平均520μm前後と言われています。
0.52mmです。一ミリの半分。意外と薄いものですねぇ。
レーザーによって削る厚さは人それぞれですが、最終的な角膜残厚は、
最低でも400μm必要だそうです。
つまり極端な例ですが、角膜の厚さが生来400μmの方はLASIK手術は受ける事ができません。
他の矯正手術を選択することになります。
また、角膜の形状があまりに扁平な場合も適用外となる恐れがあります。
繰り返しますが、悩むのは、事前検査を受けてからでも遅くはありません。
さらに、付け加えるなら。
近視矯正手術は、日一日、新たな技術が生み出されています。
より安全確実な術式が確立されるのを待つのも、賢い選択でしょう。
例えば、点眼薬のみで近視改善が可能になれば、LASIKなど単なる過去の遺物です。
不確定な未来など待ってられないあなたへ。
事前検査は保険が適用されますので、保険証をお忘れなく。、