>TOP>会長挨拶


 
 
 
 
  本会発足にいたる経緯につきましては、(社)宿毛青年会議所の皆さんをはじめ、多くの有志の方々が何とか宿毛を活性化させたい、将来夢のある街にしたいとの思いの中で、宿毛の歴史や文化を知るとともに関係諸団体との友好を深め、未来を生きる青少年の育成をとおして宿毛市の発展を願うとの思いから早稲田大学建学の母と称される小野梓先生を顕彰するとともに早稲田大学との交流を深めようということで、2001年(平成13年)8月30日早稲田大学第14代総長奥島孝康先生を招請し、「小野梓先生に学ぼう」の演題で青年会議所主催、宿毛文教センターにて開催され多くの市民の参加を得るとともに、成功裏に終わることができました。この機会を逃さず、継続できる組織をということになり、翌2002年(平成14年)10月11日有志が集い、梓会を設立いたし、現在に至っております。
 我々は小野梓先生の偉大な思想を継承すべく先生の誕生日2月20日を記念し2003年(平成15年)2月20日、第1回梓立祭を開催し奥島先生の講演並びに児童・生徒の絵画・作文を募集し40名の児童・生徒が奥島総長から一人ひとり直接表彰されました。大変意義深い行事であったと思いますし、受賞された児童・生徒の皆さんも生涯忘れ得ぬ思い出と同時に大きな夢を抱いたことと思います。
 この取り組みに至るまで多くの方々のご協力ご支援並びに早稲田大学第14代総長奥島孝康先生をはじめ市当局・市議会等多くの方々や関係機関のご支援に対し、深く感謝を申し上げます。
 また、平成14年小野梓の生家跡地を早稲田大学が購入、小野梓の胸像とともに宿毛市に寄付され、市が小野梓記念公園として整備がなされ2003年(平成15年)5月22日竣工記念式典及び植樹祭が執りおこなわれましたことは喜びにたえません。
 今後多くの市民各位、諸団体等と連携を計りながら、青少年の育成をはじめ教育・文化の向上を目指すとともに活気ある宿毛、夢のある宿毛市を目指して会員一同努力を致す所存でありますので今後共にご協力ご支援賜りますようお願い申し上げましてご挨拶と致します。
梓会会長  澤 田 雄 一