12
星空
君と往きたや
星の海
小舟一つに
揺られつつ
楽し言の葉
浮かべつつ
時を忘れて
流れたや
肩寄せ眺む
星の海
永遠(とわ)に流れて
夢見んも
浮世の風が
許さずば
離るその手よ
温もりよ
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