13 冬の夜 冬の静かに 眠る夜は 囲炉裏に揺れる 炎らが 君の恋しと 身を捩る 星の囁く 一人夜は どこへ誘(いざな)う 月明かり 想い囚われ 彷徨うや 雪の静かに 舞う夜は 君への思慕が 降り積もり 狂おし恋に 埋まりゆく