ともあれ、まずは試運転です。
6年振りのショートツーリングに出発。
自宅から三分で、この光景です。
軽トラ一台がやっと通れる程度の道幅ですが、いつのまにやら全線舗装路です。
結構な急勾配の九十九折りが続くため、
残念ながら、『慣らし』なんぞしてる余裕はありません。
速度警告灯を点灯させたまま、アクセル全開で突入します。
ちなみに速度警告灯は30km/hで点灯です。
峠の山頂付近。
自宅からここまで、所要時間30分程度です。
4st50ccのスクーターにしては、
良く頑張りました。
平坦な場所でなら、60km/hまで目盛られたメーターを、割と簡単に振り切ります。
ただし、登りで一度アクセルを緩めてしまうと、
リカバーが死ぬほど大変です。
実はワタクシ、原付スクーター初体験なのですが、
こいつの始動性の良さには心底驚かされました。
キュルル、ドルン。とか、キュルッボン。とか、
そーゆーレベルじゃございません。
何せ、セルモーターの回る音が全く聞こえないのです。
スタータースイッチを押した瞬間、排気音が耳に届きます。
逆輸入リッターバイクにも、真似出来ない芸当でしょう。
技術の進歩には、舌を巻きます。
彼方に霞むのが、出発地点の団地です。
最大望遠です。
道を下りきると、分岐点があります。
ここを左に行くと、ダム湖に出ます。
かつての小学校跡。
ワタクシの両親が、30年ほど前に7年間赴任しておりました。
春。校庭に並ぶ桜並木が、
息を呑むほど美しかったそうです。
終着点のダム湖周辺にあるゴルフパークです。
平日18ホール回って1500円だそうです。
夕刻は800円。
9ホール 916ヤードパー28 。
パーは、これを造った役人のアタマですね。
想像力と創造性の欠片も無い
税金の無駄使いです。
再びアクセルを回しましょう。
旅も終わりに近付きました。
本線との合流点。
国道に出ます。
トータル1時間余りのお散歩でした。
やって来ました。嫁さんのスクーター。
HONDA製で、排気量50ccです。
当人、車種選定の際、スクーターは絶対ホンダだと言い切ってました。
学生時代にYAMAHAに乗ってて、なにやらツライ思い出があるとかないとか。
女性にありがちなパターンで、名前でも付けるのかなと思ったら、そーゆー恥ずかしい趣味は無いそうで。
で、恥ずかしながら代わりにワタクシが命名致しました。
白い車体なので『ブリュンヒルト』。
帝国の旗艦として存分に活躍してくれることでしょう。
きっと。